「タッチ」全巻を読み終えて
不朽の名作!「タッチ」を全巻読み終えた感想と見所
あだち充作の週刊少年サンデーに掲載されていた「タッチ」を一気に読み切ったので、
今日はその感想と見所を書きます。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
幼馴染である朝倉南と双子の上杉達也(兄)と和也(弟)
まず一番の見所は、幼馴染である南と双子の上杉兄弟の三角関係。
皆さんも一度はこんな経験をしてみたいと思うのではないでしょうか。
恋心とともにそれぞれを思いやる気持ちは読みながら胸が痛くなります。
青春時代を思い出す純粋で真っ直ぐな思いが交錯します。
南の夢である甲子園を目指して繰り広げられる、熱い高校野球
「南を甲子園に連れて行く」その約束を叶えるために和也は野球に打ち込みます。
和也亡き後にその意思を受け継ぎ達也が甲子園出場を果たしますが、個人的にはこのストーリー構成にはかなり切ない気持ちになりました。上杉家の両親がこぼした「せめて甲子園だけは和也に行かせてやりたかった」と言う言葉は読者の声を代弁していたと思います。
達也の成長に伴い変わっていく人間関係と変わらない達也の人柄
和也亡き後、だらしなかった達也が少しずつ和也に近づいていく姿は達也の熱量を感じました。それと同時に周囲の達也への接し方には徐々に変化があり、黄色い声援が上がるようになります。それでもマイペースで変わらない達也の人柄は応援をしたくなるし、そこがまた3人の気持ちを複雑にする原因にもなっていると思います。
サンデーウェブリならタッチを全巻無料で読める
以上タッチ全巻の感想と見所でした。もう5回以上は読み直していますが、何回読んでも面白いです。サンデー公式の漫画アプリ、サンデーウェブリではタッチが全巻無料で読めるので気になる方はぜひ使ってみてください。「タッチ」の他にもサンデーで掲載されていた漫画を読むことができるので、漫画好きのの方にはおすすめです。